• ホーム
  • 実はニキビを治せる!低用量ピル、ダイアン35の話

実はニキビを治せる!低用量ピル、ダイアン35の話

鏡を見て肌を気にする女性

ニキビを治すために低用量ピルを飲むという方法もあります。ピルは避妊効果を持つものなので、避妊のために飲むという方も多いです。しかしながら低用量ピルの主成分であるエチニルエストラジオールには、男性ホルモンを抑えて女性ホルモンのバランスを整える作用があります。それがニキビ治療にも使用できる理由です。低用量ピルはエチニルエストラジオールの量が30から35マイクログラムのものを言います。低用量ピルを飲むことによってニキビの改善、生理量の減少、精神的な安定などの効果が期待できます。

低用量ピルをニキビ治療として飲む場合は黄体ホルモンの男性ホルモン作用が弱いものを選ぶ必要があります。近年では大人ニキビにより高い効果を発揮するように、成分量を調整したものが販売されています。男性ホルモン作用が弱いことはコレステロール値を下げることにも繋がります。ニキビを治すだけでなく、症状悪化を抑える効果も持ちます。

ニキビ治療薬としての高い効果を持つ薬の1つにダイアン35があります。ダイアン35にはシプロテロンという成分が使用されています。このシプロテロンは男性ホルモンを抑える作用が大きく、顔に出来るニキビを改善できる可能性が高い治療薬です。経口避妊薬と同じく避妊効果を期待することも出来ます。中度から重度の肌トラブルを改善したい方にうってつけです。効果を実感するためには長期的な服用が必要となります。およそ1年間飲み続けることによって、極めて多くの方が効果を実感できるとされています。

シプロテロンの飲み方は簡単です。最初の21日間は1日1回1錠を決まった時間に飲むだけで問題はありません。水またはぬるま湯を使って飲む必要があります。21日間の服用後は7日間の休薬期間を設けます。その後、再び21日間連続で飲んで休薬するというサイクルを繰り返します。ダイアン35を飲むタイミングによって生理を前後させることが出来ます。少し生理が来るタイミングを早くしたい場合はダイアン35を飲む期間を減らすことが有効です。基本的に毎日飲むという飲み方で効果を発揮する薬ではありますが、飲むのが数時間遅れてしまってもそれほど大きな問題はありません。飲み忘れた場合は1回分を飛ばして飲むようにすることが大切です。短時間で連続して飲まないようにしましょう。

ダイアン35の副作用としては頭痛や悪心、不正子宮出血などあります。これはホルモンバランスが変化することによって起こるものであり、服用を続けることで治まるケースがほとんどです。副作用があまりにも重い場合は服用を中断し、医師に相談するようにしましょう。40歳以上の方、未成年者、喫煙者、授乳中の方はダイアン35を使用することが出来ません。加えて血栓症静脈炎や脳血管障害などがある方も服用することが出来ないので注意しておきましょう。C型慢性肝炎などウイルス結晶の治療薬を使用している場合は、ダイアン35との併用が難しいケースがあります。医師に相談して服用するかどうかを決めるようにしましょう。